IMPUL TOP > 星野一樹からのご報告


ご報告

 今シーズンを最後に、スーパーGTのドライバーを降りることを決断しました事を、ご報告致します。

 2003年に全日本GT選手権(現スーパーGT)にデビューしてからここまで、19シーズンも戦ってこられた事は、皆様の応援無くして成し得ませんでした。心より感謝申し上げます。

 自分は「星野一義」にはなれませんでしたが、22歳からカートを始め、皆様のサポートのおかげでここまで続けてくる事ができました。

 スーパーGTでは、計13勝(GT500 1勝 / GT300 12勝)する事ができ、そしてGT300クラスでは、フェアレディZで2度のシリーズチャンピオンになることができました。
 GT-R GT3では、初年度から開発ドライバーとして携わらせていただき、スーパーGTのタイヤ開発、それから8度のニュル24時間(GT3では3回)挑戦や、ブランパン ニュル1000km 等、数々の海外レースへの挑戦を経験させて頂けた事は、凄く良い思い出であり、自分の財産です。

 自分が、これほどまでに幸せなドライバー人生を送れたのは、ここまで育てて頂いたニッサン・ニスモをはじめ、スポンサー各位様、在籍させて頂いた全てのチーム関係者の皆様、各 先輩方、チームメイトの仲間、良きライバル達、GTA・スーパーGTに関わる全ての関係者の皆様、そしてファンの皆様のご支援のおかげです!
改めて、感謝申し上げます。

 様々な理由はありますが、ここ数年ずっと考えてきました。シーズンエンドに発表というよりも、こうしてこの決断したタイミングで皆様にご報告し、これまでの感謝をお伝えして、そしてその感謝の気持ちと共に残りのシーズンを戦いたいと思いました。

 もちろんスーパーGTを降りることに寂しい気持ちもありますが、これが終わりではありません。
いちレース人として、ニスモの一員として、またインパルの一員として、大きな挑戦はまだまだ続きます。
これからの新しい挑戦を、また見守っていただけたら嬉しいです。

 最後に、今シーズンはまだ残り4戦あります。ここまで厳しい戦いが続いていますが、全身全霊!!
全てを出し切って、とにかく悔いのないシーズンで終わりたいです。
GAINERの皆さんと京侍と必ず表彰台へ! 全力で頑張ります!!

 応援、宜しくお願いいたします。
2021年9月7日
星野 一樹

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