Formula NIPPON Rd.2【ツインリンクもてぎ】
J.P.オリベイラ圧勝!

■ 決勝結果 ■ 予選総合結果 ■ピットレポート ■ポイント


決勝(52Laps)

2010年5月23日

Pos.

No.

 Driver

 Team

Time/Diff.

Best Time

Engine

1

 

19

Joao Paulo de Oliveira

Mobil 1 TEAM IMPUL

1:35'31.811

1'48.533

TOYOTA RV8K

2

10

塚越 広大

HFDP RACING

40.587

1'49.261

HONDA HR10E

3

36

Andre Lotterer

PETRONAS TEAM TOM'S

43.730

1'49.174

TOYOTA RV8K

4

1

Loic Duval

DOCOMO TEAM DANDELION

1'19.163

1'49.130

HONDA HR10E

5

31

山本 尚貴

NAKAJIMA RACING

1'38.919

1'49.178

HONDA HR10E

6

32

小暮 卓史

NAKAJIMA RACING

1'46.797

1'49.393

HONDA HR10E

7

20

平手 晃平

Mobil 1 TEAM IMPUL

1Lap

1'49.641

TOYOTA RV8K

8

37

大嶋 和也

PETRONAS TEAM TOM'S

1Lap

1'48.029

TOYOTA RV8K

9

16

井出 有治

MOTUL TEAM 無限

1Lap

1'49.386

HONDA HR10E

10

7

Kei Cozzolino

Team LeMans

1Lap

1'49.922

TOYOTA RV8K

11

2

伊沢 拓也

DOCOMO TEAM DANDELION

2Laps

1'50.186

HONDA HR10E

--

8

石浦 宏明

Team LeMans

17Laps

1'50.490

TOYOTA RV8K

--

29

井口 卓人

CERUMO/INGNG

18Laps

1'50.885

TOYOTA RV8K

--

18

平中 克幸

KCMG

52Laps

TOYOTA RV8K

決勝 雨・ウエット


公式予選

2010年5月22日

Pos.

No.

 Driver

 Team

Q3

Q2

Q1

Engine

1

 

19

Joao Paulo de Oliveira

Mobil 1 TEAM IMPUL

1'33.967

1'34.251

1'34.476

TOYOTA RV8K

2

36

Andre Lotterer

PETRONAS TEAM TOM'S

1'33.986

1'34.235

1'34.658

TOYOTA RV8K

3

32

小暮 卓史

NAKAJIMA RACING

1'33.986

1'34.265

1'34.307

HONDA HR10E

4

1

Loic Duval

DOCOMO TEAM DANDELION

1'34.054

1'34.165

1'34.707

HONDA HR10E

5

10

塚越 広大

HFDP RACING

1'34.074

1'34.144

1'34.880

HONDA HR10E

6

20

平手 晃平

Mobil 1 TEAM IMPUL

1'34.185

1'34.415

1'34.618

TOYOTA RV8K

7

37

大嶋 和也

PETRONAS TEAM TOM'S

1'34.446

1'34.728

1'35.163

TOYOTA RV8K

8

18

平中 克幸

KCMG

1'34.744

1'35.035

TOYOTA RV8K

9

31

山本 尚貴

NAKAJIMA RACING

1'34.760

1'35.434

HONDA HR10E

10

8

石浦 宏明

Team LeMans

1'35.094

1'35.052

TOYOTA RV8K

11

2

伊沢 拓也

DOCOMO TEAM DANDELION

1'35.094

1'35.595

HONDA HR10E

12

7

Kei Cozzolino

Team LeMans

1'36.161

TOYOTA RV8K

13

16

井出 有治

MOTUL TEAM 無限

1'36.207

HONDA HR10E

14

29

井口 卓人

CERUMO/INGNG

1'36.460

TOYOTA RV8K

公式予選 晴れ・ドライ


【TEAM IMPUL ピットレポート】〜J.P.オリベイラ圧勝!

●金子 豊(ゼネラルマネージャー)
 約一ヶ月のインターバルをおいて第2戦が開催されるツインリンクもてぎは、ライバルチーム NAKAJIMA RACING が元来強く、いわばホームコース的な存在。内心この第2戦では大きくポイントを離されない位置を獲らなければと上位入賞を目指した、やや守りの気持ちもありました。しかし第1戦で見せた、星野監督も思わず顔がほころぶ程のJ.P.のパフォーマンスを思うと、「もてぎでも必ず絡んでやるぞ」と全員気持ちも高まり意気軒昂でした。
 このような気持ちのたかぶりのなか、ショッキングな知らせが入りました。我がチームのNo.19号車担当である加藤エンジニアの体調が優れず、5月1日〜2日のスーパーGT富士スピードウェイ戦(他チーム38号車)を病欠するという知らせでした。しかも復帰には大分かかりそうという事であり、そうなると当然今回のもてぎでの我がFNチームの準備ワークも出来ないという事になります。そこで星野監督は人選のシミュレーションを様々に検討した結果、今年 No.19号車のチーフメカニックを務めている岡田を抜擢、社内スタッフからの登用でこの急場をしのぐ事となりました。彼は昨シーズン、ブノワのエンジニアを経験してはいるものの、シーズン途中からのスタッフ変更には岡田本人、また、J.P.共に大きな戸惑いもあったかと思われますが、期待通りの働きをしてくれるものと信じています。
 22日(土)フリー走行 ドライ AM9:40〜AM10:40
No.19号車、J.P.オリベイラは開始から6〜7分くらいはブレーキ焼きの走行をしてマシンの感触を確かめた後、燃料を多めに搭載し、ノンストップで終了迄ロングランを…。岡田が用意したセットに満足した様子でこのセッションでベストタイムを記録。
No.20号車、平手は前レースでファステストラップ連発で追い上げ4位に入賞するほどで、予選の失敗が無ければ表彰台が見えてきています。しかし走りはじめからフィーリングにやや不満を持ち、村田エンジニアとセットの変更を余儀なくされていました。
 公式予選
No.19号車、J.P.は、Q1、Q2を100%ではなく確認と細かいセット変更の作業をしながら余裕をもって上位で通過、Q3で、遂にもてぎでは非常に有効なポールポジションを獲得しました。ドライバーの特性、マシンのセット等で各セクターでの速いところ、やや不満の箇所等、ありましたが、J.P.は、非常にムラの無い技量を持っているドライバーです。
No.20号車、平手もフリー走行から変更したセットに満足し、余裕でQ3へ。しかしJ.P.とは0.2秒の差で予選6位に終わりました。平手が勝っていたセクターも2セクションありましたが、2〜3彼自身のミスでフロントローを逃す事となり残念がっていました。
 23日 決勝日朝のフリー走行 ドライ
ここではレース戦略を想定し、各チーム、各マシンが様々な条件で走行している為、タイムはあまり参考になりません。J.P.は、岡田と小変更確認をしながら落ち着いた指示で煮詰めを行っていました。
No.20号車、平手は満タンでの走行で、ややJ.P.と差があり村田エンジニアとコミュニケーションをとりながら走行確認、決勝に備えていました。
 決勝スタートが近づいてきたPM1:30頃から予想通り雨が降り始め、レインタイヤで走る8分間のウォームアップ走行が非常に重要な仕事になってしまいました。この様にそれまでと全く違う路面状況となってしまうレースの場合はドライバー、チームの経験等が大きなチカラになります。確認時間が微少なため予測でセットアップをするからです。今回感じたのはJ.P.の優れたセットアップ能力です。落ち着きがあり、しっかりとコメントを出せるためエンジニアも的確なセットが可能となります。長いシーズン中、様々なトラブル等に見舞われる事もあるでしょうが、彼とのコンビネーションは大正解で楽しいものとなるでしょう。
 そして決勝。直前にJ.P.の意思でレインタイヤをユーズドに変更、ダウンフォースも増やしました。スタートは上々、後はかつての星野監督お決まりのブッチギリ独走パターンで逃げ切り状態。中盤迄は2番手と比べ毎ラップ1秒以上速く走行、後半はセーブしたものの2位塚越に40秒27の大きな差をつけてのポールtoフィニッシュでした。
 近年のレースシーンではここ20年以上見られかったブッチギリ優勝に心の底から喜びが…。彼の潜在能力の高さに改めて驚きを感じさせられたレースでした。
 平手は好位置からのスタートでしたが、エンジンストール。最下位からのスタートとなってしまい、途中数台のマシンを抜き追い上げましたが、何台かのマシンでも出たシフト系トラブルに見舞われ、更なる追い上げがならず7位で終了しました。
 尚、このレースでJ.P.はドライバーズポイントでシリーズトップに、平手も手堅く加点しました。チームポイントも加点し、2位との差を広げました。皆様の応援、ご支援でシリーズを目指し全力で戦います。ありがとうございました。

●星野一義(監督)
うーん、久しぶりに勝って涙がにじんだよ。
たいした奴だよ(笑)
まぁ、レースだからいろいろあるだろうけれどやり甲斐があるよね。
岡田も自信になったと思うね。
平手は富士でやってくれるだろう。
それと加藤ちゃんの早い復帰を願っています。

●J.P.オリベイラ(ドライバー)
加藤さんが病気になり不安だったが、
岡田さんを中心にいい仕事ができて良かった。
レースはポールが効いたし、100%でずっとプッシュした。
いいレースだったと星野さんにも誉めてもらいうれしい。
全力でシーズンを戦っていくよ。

●平手 晃平(ドライバー)
予選の今一歩、決勝でのスタートミス、
今日のレースは課題が多かったです。
途中でシフト系にトラブル症状が出て前を追えませんでした。
富士でリベンジします。

●高橋紳一郎(チーフディレクター)
今回は加藤さんが欠場しましたが、J.P.が勝つ事ができ、
また全体でも基本的なミスを出さず現場側としてホッとしています。
岡田はこの一ヶ月プレッシャーで死にそうって言ってたけれど(笑)
一番いい薬になったと思います。
7月の富士も頑張ります。期待してください。


● ドライバーズポイント(〜Rd.2)

Pos.

No.

Driver

Point

1

19

Joao Paulo de Oliveira

19

2

32

小暮 卓史

14

3

36

Andre Lotterer

12

4

10

塚越 広大

9

5

1

Loic Duval

8

6

20

平手 晃平

7

7

31

山本 尚貴

6

8

2

伊沢 拓也

4

9

37

大嶋 和也

1

● チームポイント(〜Rd.2)

Pos.

Team

Point

1

Mobil 1 TEAM IMPUL

26

2

NAKAJIMA RACING

19

3

PETRONAS TEAM TOM'S

13

4

DOCOMO TEAM DANDELION

12

5

HFDP RACING

9